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学習障がい(LD):アニメ好きなD君 

LDの中学生 その1まずは、LD(学習障がい)の話をしておきます。学習障がいは、学習に関係する一部の引き出しにやや不具合がある状態ということができます。学習障がい(LD)は、全般的な知的発達に遅れがないものの、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算・推論する」能力のうち特定のものの習得と使用に困難が生じる発達障害のことです。LDにはディスレクシア(文字の読み書きが困難)、ディスグラフィア(特に文字を手書きす...

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ADHD、知的障がい、自閉症:C君-算数の計算が苦手

C君は算数の計算が苦手です。そこで、計算の方法について書いてみますね。3+6のような加算や減算の問題の答えを出すとき、子どもたちは異なる方法を用います。最も初歩的な方法は、3+6に対して、1,2,3,4、・・・8,9と全ての数を数えて答えを出す方法「数唱」です。さらに効率的な数え方は、3と6を逆転させ、6,7,8,9と小さい数字を数える方法です。この方法は「最小方略」と呼ばれています。C君は数唱の時...

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ADHD、知的障がい、自閉症:C君-「書き」の困難がある子ども

C君のその時の目標として、・ひらがな、カタカナを間違えずに読み書きができること、です。「ほ」の右側の「ま」の間違いです。文字は視覚、聴覚、書字によって成り立っています。聴覚情報と資格記憶を一致させることが困難だと考えることができます。前回も書きましたが、ビジョントレーニングです。50音が書かれている紙をもてもらい、私が言った文字を探してもらいます。それから、似た形をした文字を指して読んでもらいます...

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ADHD、知的障がい、自閉症:C君の個性、授業の流れ

「ほ」がうまく書けたときは○絵をつけます。「ま」のように棒が上に突き出てしまった場合は、×をつけずに、50音表を見てもらいながら、「これとこれは何かが違うねぇ。どこかなぁ」と言葉で聞いていきます。でも、今日はあまり集中ができないようなので、「この字はこれね。棒はつきでてないね」と言って次に進みます。カタカナは上手に書けます。促音、拗音は難しいようです。小さくなる文字部分が、なかなか上手に書けません。...

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ADHD、知的障がい、自閉症:母親からの分離 C君 その3

休憩はその日の様子を見て決めます。今日あった出来事などをお話をする休憩。もう一つはジオボードを使っての気分転換。今日は大好きなジオボードにします。ジオボードとはビジョントレーニングで使われ教材で大好きな輪ゴムをいくつものピンがついている板に引っ掛けていろいろな形をつくるものです。ビジョントレーニングとは、目で見る力を高めるための訓練の方法です。今日は、大好きなジオボードにします。私が初めに形をつく...

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ADHD、知的障がい、自閉症:母親からの分離 C君 その2

授業の開始にあいさつをします。「これから授業を始めます。」まずは得意な算数、繰り上がりのない足し算です。いつもの通り、素早く答えを書いていきます。調子が良さそうなので、繰り上がりのある足し算プリントを出します。しかし、「これ、やらない~」ときました。「ちょっとやってみようよ」「絶対やらないから」「一つだけやってみよう」やはり、やろうとはしません。だんだんと、顔がくもってきます。泣いてしまうこともあ...

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ADHD、知的障がい、自閉症:母親からの分離C君

C君はADHD、知的障がい、自閉的という診断名がついている子どもです。小学校4年生で、学年よりも1つから2つ下の学年の問題をやってもらっています。かなり得意、不得意いがはっきりしており、それがそのまま、やる、やらないの行動になっていく子どもです。そして、たまに、ぼーっとしたり、かと思うと、得意単元は、ものすごい速さで解いていきます。まずは授業の準備です。C君の得意なものからはじめます。算数は、繰り上がりの...

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学習障がい:いつもニコニコB君・4

B君には、学習の最後にその週にあったこと楽しかったことを、話してもらうようにしています。LDであるB君に、言葉の単位の並べ方を覚えてもらうためです。中分の読解力はまだ難しいので、もう少し後にやってもらおうと持っていました。プリントでは、主語、述語、装飾後など単発の文章読解をしてもらっていました。B君のお話の中には、様々な登場人物が登場します。お父さん、お母さん、お姉ちゃん、おじいちゃん、おばあちゃん、...

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学習障がい:深い理解

より深く額理解してもらうために、B君に対して効果的な基本的な学習指導を行いました。「能動的な学習」 子どもの学習に積極的に、 自ら進んで取り組むように促します。 子どもが自ら選択できるような場面の設定や、 さらには、私の働きかけに対し、 子どもが反応する機会を確保します。「スモールステップ」 課題を細分化し、無理なく、 効果的に学習していけるようにすることです。 特に、学習に障がいを持つ子ども達には 非常...

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発達の段階 習得から熟達へ

B君はあとう少しで九九を全部覚えられそうです。そんな彼の状況を説明しますね。これから九九を学ぶ(九九を知らない)=入門の段階、当然これはOK。子どもが、毎日行う口頭での九九のテストのために練習をし、8や9の段はまだ十分でないものの、ほぼ言えるようになる(習得の段階)B君はこの段階です。さらに練習を積み重ね、全ての段の九九を正確に、かつ素早く言える状態(熟達の段階)、まずはこれを目指します。数か月、間を...

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