グレーゾーン:丁寧な子どもA君:全部○

以前、家庭教師をした小学校3年生の子どものことです。
その子は発達に障がいはないのですが、
その傾向はあるという診断を受けたそうです。
グレーゾーンと言われるお子さんでした。

まずは体験授業。
「じゃぁ、始めようか」
子どもは漫画を読んだり、テレビでビデオを見たり、
私の存在を意識して、なかなかこちらには来てくれません。
「これは根気比べだな」と思い、
その子のそばに行って、ポケモンに関する質問をたくさんしました。
「これって強いの?」「何、成長するって?」などなど
分からないことをひたすら聞いていきました。
とてもうれしそうに、たくさん教えてくれました。

お話すること40分、残り20分、やっと席についてくれました。
「じゃぁ、始めよう」と言い、問題のプリントをやってもらいました。
全問正解。
「先生、これ簡単すぎますよ。」
何故か丁寧語です。

「じゃぁ次来れね」
2つ間違えがありましたが、×はつけません。
「これはどうやって、こうなったの?」
「ん~、これがこれでこうだから」
ほーほーほー、なるほど。ここにこう書いてあるよ。これで大丈夫?
「あぁそうか」で○
私は×をつけません。人によっては間違いを自覚させるために、×をつけたほうがいい、
という人もいますが、私はしません。
子どもに「できた」を感じてほしいからです。
ん~超有名な、コマーシャルをやっている塾(最近親子で出演しています)のやり方です。
それがいいと思っています。
いろいろなやり方を考えてみましたが、やはり○がいい。
そこは大きな○、私はそれぞれの問題で○
だから○がたくさん
ド利他が良いかわかりませんが、
子どもがうれしく思ってくれるのがいいなぁ、
ということでたくさんの○を選んでいます

プリント1枚ずつにこんな感じで進めていきます。
20分の体験授業でしたが、3枚のプリントをすることができました。
全部の問題が○。

授業が終わったらすぐに、こどもはすぐにポケモンのところへ。
お母さんに、今日のプリントの意味、できたところの説明、
できなかったところの悦明、全体を通しての私の感想。

初めての授業で、小学生で20分は、まぁ自分としては合格かな・・・と思っていました。
お母さんも、いいと思ってくだっさたのか、その日に即決で「お願いします」と言っていただけました。
「ふ~よかった」というのが正直なところ。

2回目、3回目「先生、これ簡単すぎますよ~」とずっとこんな感じで丁寧語。
結局かなりの間、ずっと丁寧語でした。
「なんで、そんなに丁寧に話すの?」と聞くと、
「ん~丁寧なのかな、わからない」とのこと。

かわいらしい子どもで、言葉とのギャップがまたかわいい。
そんなこんなで、少しずつですが授業時間が、1時間に近づいていきました。
途中休憩を入れて、実質45分です。

一番うれしかったのは、友達と遊ぶ約束をしているのを忘れていて、
もうすぐ授業が終わるところで、チャイムが鳴って友達が。
「あっ、先生ごめんね。友達が来た~。すぐやっちゃうから、
今日はこれで終わりにして、先生ほんとごめんね」
嬉しそうに玄関へ向かっていきました。
なんと律義な生徒さん。

それからも楽しく授業をやらせてもらいました。
ありがたいです。






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