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ADHD、知的障がい、自閉症:C君-「書き」の困難がある子ども

C君のその時の目標として、

・ひらがな、カタカナを間違えずに読み書きができること、です。

「ほ」の右側の「ま」の間違いです。

文字は視覚、聴覚、書字によって成り立っています。

聴覚情報と資格記憶を一致させることが困難だと考えることができます。


前回も書きましたが、ビジョントレーニングです。

50音が書かれている紙をもてもらい、

私が言った文字を探してもらいます。

それから、似た形をした文字を指して読んでもらいます。

「似ているけど、どこか違うよねぇ?」と聞き、答えてもらいます。

「ほ」「ま」は音として違いがはっきりしています。

しかし、書いてみると「ほ」右側が「ま」になりました。

ん~、次の方法を考えました。


次は、音による覚え方です。

書字の時に、各要素や組み立てを声を出しながら、

その文字の特徴を書いていきます。

例えば「ほ」は、「たて、よこよこ、上は出ないでよこ~まる」のようにです。

まっさらな紙に書くのは、まだ難しいので、

薄書きでかかれた「ほ」の文字をなぞります。

次に同じく「ま」の字をなぞります。

「これとこれ、何が違うかなぁ?」

答えは出てこなかったですが、しっかりと書けていました。

そして、4分割された書字シートを使って書いてもらいました。

(小学生の漢字練習帳のマス目の大きいものです)

微妙ですが、「ほ」と「ま」の違いを書くことができました。


しかし、違う機会に書いてもらうと「ほ」の左が「ま」になってしまいました。

これに対しては時間をかけてやっていきました。

ジオボードを使ったり、50音表を使ったり、薄文字の書き方プリントを使ったり、

4分割の書字シートを使ったり、それの繰り返しでした。

学習時間に、少しづつ時間を取り(2~3分です)、

何度も何度もやってもらいました。

C君は書字嫌いなので、それも少しづつ、ゆっくりと改善されるように

何度もやってもらいました。

「ほ」と「ま」はまだまだ微妙ですが、書けるようになりました。

ひらがなについては、促音(小さな「つ」=「っ」)、

拗音(小さな「や、ゆ、よ」=「ゃ、ゅ、ょ」)など

課題はまだあります。促音、拗音大きくかいてしまいます。


それが終われば漢字です。「学校の宿題をやる」といって、

漢字の宿題をやることもありました。

文字のゆがみなどはあったり、線の突き出し、止めなどがありましたが、

一生懸命頑張って書いていました。

「頑張っている」そのことが一番重要なことだと思いました。

「自分から」「がんばって」。

学習の内的動機付けです。

何かご褒美があってやるのではなく、自分がやりたいからやる。

とても大切なことす。

正しい字が書けるようになれば、

書字嫌いも減ってくると思いました。









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