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不登校のD君

これから数回にわたって「不登校」に関して書いていきますね。


私が専門学校で講師をしていたときの頃のことです。

私は講師として、1年目の新米教師だったころの話です。


私は中途採用で歳のせいもあってか、

すぐに担任をすることになりました。

まずは、この初めての1年間を

楽しく過ごしていきたいと思いました。


そんななか、D君は1年生の1学期から、

学校に来なくなるようになりました。

始めは、ただの欠席かと思ったのですが、

何日たってもt出席しないのです。

私は、まずご家庭に連絡を取り、

お母さんと話をしました。

すると、お母さんの口から

「いじめられているそうです。席替えをしてもらえませんか」

という内容の言葉が出てきました。

「自分の受け持つクラスで、いじめ」

すぐにそう思ってしまいました。

席替えをしてほしいということは、

その近くの学生が、関わっているということだと思いましたが、

これまでの学生たちの様子を見ても、

そのようなことをする学生は、思い当たりませんでした。


クラスの連絡事項の伝達の時間に、

「D君は体調を崩し、しばらく休むそうです」という話をしました。


その後、D君の席の近くの女子に、

「D君にちょっかいだしているような人いる?」

と聞いてみましたが、「そんな人はいないと思う」という返事が返ってきました。


お母さんの言ういじめというのは、どういうものなんだろうか、

もう一度、詳しい話をしたく、再度ご家庭に連絡をしました。

D君は、いじめに関しては以前聞いた以上の話はしていないそうです。

本人に代わってもらい、「最近どうしてる?」というような軽い話をしながら、

学校へ来ない理由について聞いていきましたが、

「特に理由はないよ」という返事です。

「どうして学校に来ないの?何か思うことがあるんだったら、

先生に話をしてくれないかな」、しかし答えは得られずです。

お母さんに「いじめ」のことを話していましたが、

もし、いじめがあったとしても、

D君の話を聞いていると、

それだけが不登校の原因であるとは思えませんでした。


何が原因で学校へ来ないのか、何回か話をしましたが

しかし、明確な答えを得ることはできませんでした。

結局、それ以降、学校には来ず、1年が終わりました。

「何が原因だろう・・・」

何回も本人に会って話をしようと思いました。

しかし、「会ってもしょうがないです。」

それが彼の答えでした。

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