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発達障がいの家庭教師-グレーゾーンのお子さん1

今日は、中学生の家庭教師の話です。

中学2年生のG君のお話。

G君は私が見た家庭教師の生徒さんです。

ここのお母さんは非常にさばさばした方で、

G君の前でも「この子は発達障がいじゃないかと思って、・・・」と

自分の考えをさらっと言われる方でした。

シングルペアレントの家庭で、親子とても仲の良いご家族です。

おばあちゃん、おじいちゃんと一緒に暮らしています。


お母さんからのお話は次のようなものです。

「成績不振、学校でも塾でもほぼ見放されている状態。
 
 塾は小学生から周2回、通っていますが、

 中学に入って成績がどんどん落ちていく一方。
 
 提出物をしっかりとこなすことができない。

 字が汚い、勉強嫌いでやる気がない。

 ゲーム好きで、ロボットが大好きで、

 高校はロボットをつくる方向の工業系への進学を希望。

 自信はなかなか持てないが、やりだすと頑張れる。

 成績は、5教科は全て2。

 授業は週1回、1回90分でお願いしたい。
  
 WISC検査(ウェクスラー式知能検査:児童期や成人期においては、

 現在の日本において最もよく使われる知能検査のひとつ)では、

 ワーキングメモリに問題がある、という結果が出ました」
 
以上のようなお子さんだと説明を受けました。

本人は何事もないような様子で聞いていました。

 初回授業はどの程度の学力があるかを見るために、、

作ってきた数学、英語の簡単な問題をやってもらいました。

数学は二次方程式(X、Yの方程式)と、英語は助動詞の問題です。

G君はいとも簡単に解いていきました。

最低限の学力はあると思いました。

絵 男子 直立


テストを見せてもらうと、その点数も気になりますが、

それよりも気になったのが、無記入の問題がかなりあることでした。

「試験時間が足りないのかな?」と聞いてみましたが、

「いいえ、頭が真っ白になってしまうんです」という回答。

まずはこれをどうにかしようと思いました。

それがこの子の最大の課題だと思いました。



ちょっと不謹慎ですが、G君の部屋に行って

気になってしまったのは、プラモデルの数々です。

エヴァンゲリオンがたくさん。ついついそちらに目がいってしましました。

私はエヴァンゲリオンというものを全く知らなっ方のですが、

そのデザインの細かさ、カッコよさ等についつい目が・・・

以前家庭教師をお願いしようとしてた人は、ロボットに無関心だったため断ったそうです。

選考の基準っていろいろあるんだなぁ・・・、

「エバンゲリオン好きなんだ」と聞いてみると。

「好きですけど、つくるのが楽しいって感じ」

「う~ん、わかる、わかる。つくるの楽しいよね」



私はデザインの仕事もしているので、ロボット自体かっこいいと思いましたが、

それよりもやっぱりデザインです。

その話を問題の解説よりも長く話して、G君に説明してもらいました。

時間が来たので、リビングに行きお母さんとお話。

後日、採用のお電話が。ロボットの話で合格、といったところでしょうか。

次回は本格的な授業の開始。さてさて、どうやって成績「2」から「3」へ、

テストを20点代上げていくか。いろいろ考えなくては。

さっそく策を練り始じめました。


次回の話は学習の困難に関して話をしていきますね。

そして、専門用語「ワーキングメモリ」が出てきましたので、

その説明をそのあとにしたいと思います。



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