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グレーゾーンのお子さん 「文章問題の壁」

G君には数学の課題がもう一つあります。

以前にも書きましたが、文章問題です。



簡単に説明できるように、

算数を考えてみますね。

加減法を用いる文章代のなかには、

変化、結合、比較、等価などが区別されます。




「変化」は、当初の量に、

加減が生じる場面についての問題です。




例えば、「太郎君は、3枚カードを持っています。

お母さんがさらに2枚買ってくれました。

太郎君は全部で何枚のカードを持っていますか?」というものです。




「結合」は、ある集合と

その二つの下位集合との関係についてです。

例えば「太郎君は、8枚のカードを持っています。

3枚は、ポケモンのカードです。

残りは遊戯王のカードです。

太郎君は遊戯王のカードを何枚持っていますか?」というものです。




「比較」は2つの異なる集合に関係する問題です。

例えば、「太郎君は、3枚のカードを持っています。

次郎君は、5枚のカードを持っています。

太郎君は、次郎君より何枚持っているカードが少ないでしょうか?」というものです。




「等価」は変化と同様にある集合の量に加減が生じるが、

それと異なる集合との関係を尋ねる問題です。

例えば、「太郎君は、4枚カードを持っています。

さらに3枚増えると、次郎君と同じ枚数になります。

次郎君は、何枚持っているでしょうか?」というような問題です。




それぞれの問題のタイプの中には、

3つの量が含まれています。

例えば、「変化」の場合、

当初の量、加減する量、さらに、最後の量です。

このうち、いずれか1つの量が未知の数で、

その数を求めるための3種類の問題が考えられ、

さらに、加わるか、減じるかによって、

合計3×2の6種類の異なる文章題が考えられます。




このような文章題の意味的なタイプ、必要な演算、

未知数の位置によって文章題の難易度が異なります。

そして、その影響が特に算数の

障害を抱える子どもにおいて大きいのです。


次回はこれに対する学習方法についての話をしますね。


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