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うまく期待する

今回は「自信を持たせる」の3回目です。

「うまく期待する」です。



子どもの成長を期待することは

非常に重要です。

子どもは親や学習指導者に

「お前に期待しているよ」

と言われただけで、

有能感を感じる場合があります。

期待されるということは、

裏を返せば自分の能力を

認めていることを、

意味しているからです。




どのような期待の仕方が効果的なのか、

子どもを激励することを例に、

研究者(桜井茂男氏)が調べたところ、

算数あるいは数学のできない子どもに

「ほんとうは頭がいいんだから、

もっと頑張りなさい」と

潜在的な能力を理由にして

激励する方法と、

「努力が足りないのだから、

もっと頑張りなさい」と、

努力不足を理由にして激励する方法を比べて、

どちらのほうが算数(数学)の学習意欲、

有能感が高まるかを調べました。




小学生から大学生までを対象としたが、

いずれの場合にも、

潜在的な能力を理由にして

激励されるほうが、

努力不足を理由にして

激励されるよりも学習意欲、

有能感の高まることが分かりました。




自分の能力を認めてくれる激励が

有能感や学習意欲を高めてくれたのです。

ただし、子どもたちの中には、

潜在的な能力を理由に激励されると、

違和感を感じると答えた子どもがいて、

本人が自分の能力をどうとらえているかを、

しっかり把握しておく必要が

あるということだそうです。




また、親や学習指導者に対して

「期待を持つように」と言っても、

どの子どもにも同じような期待を

持つことは不可能です。

一般的には、その子どもの得意とすること、

長所に対して期待をもつことが現実的です。

長所があればその成長は大いに期待できます。

その結果、他の教科に対しても

やる気が出てくることもあります。

短所を治すことは二の次のことです。


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